オトナの片思い。

オトナの片思い

オトナの片思い

11人の作家さんの短編小説集。
栗田有起さんの「リリー」と、角田光代さんの「わか葉の恋」が印象に残った。思いがけず離婚してひとりになった主人公や、いつのまにやら独身で40歳を過ぎた主人公たち。それでも誰かにドキドキする気持ちは持てるんだって、それが片思いでも、気持ちが届かなくても、その気持ちがあれば幸せって思えるオトナたちでした。