結婚式当日。
やはり早く寝るとすっきり起きられるものですね。母や伯母さんが起き始めた音で私も起床。まだ起きたての7時頃、早々と父が「ご飯に行こう」と部屋にやってきました。お父さん、早すぎだよ・・・。そして、「金縛りにあったー」と話し始めました。「人が入ってきた気配がした」というので、ショート入所利用中のおばあちゃんが様子を見に来たんじゃないの?なんて言ったら「いや、男の人だった」と言うので「じゃあ、おじいちゃんが結婚式見に来たとか」と言ったら「若い人だった」とはっきり言うのです。すぅっと通り過ぎてら身体が動くようになったので、本当に泥棒でも来たのではと思い、財布と買ったばかりのデジカメ(笑)を確認したそうです。その後朝食をとりに行って、チェックアウトギリギリまでホテルにいました。それから結婚式会場であるホテルに行って荷物を預けて、お昼ご飯は彼が勤める定食屋さん(店舗は違うけど)に。こんなお店で働いているっていうことを知ってもらうために行ったのだけど、みんな満足してくれたようでよかったです。
実は朝食後から私は腹痛に襲われていました・・・。冷えたのか、それとも緊張からなのか。何も食べたくないし飲みたくない。だけど少しは食べておきなさいと言われて、うどんを少しもらいました。美容室に入ったら治ったのだけど、あの腹痛は何だったんだろうなぁ。
式は神前式。私は白無垢ではなく、洋髪に黒引き袖で挙式しました。挙式の流れについては全く説明されていなかったので、何も分からないまま臨むことに。その都度説明するので大丈夫ですと言われたので、その通りにやろうと思ったのだけど、言っていることが聞こえなかったりして、私は挙動不審だったと思われます。
披露宴は緊張するのかなぁ?と思っていたけど、全くそんなことはなく。友達と久しぶりに会えたのが嬉しかったです。乾杯の後、すぐにみんなが来てくれてちょっと圧倒されたくらい(笑)お色直しは白ドレス。再入場の時は、キャンドルサービスではなくドラジェサービスにしました。チョコにおみくじをつけたものを、各テーブルを周りながら配布。テーブルではみんなと一緒に写真撮影。全部周ったあとに一斉におみくじを開封してもらって、大吉を引いた人にはプレゼントを。新郎側の伯父さん、お友達、私側からは伯母さんが大吉を当ててくれました。おみくじには、小さな招き猫がついていたのだけど、後で聞いたら子供たちがその招き猫を集めて周っていたそうです(9種類くらい色があったので)。思いがけないところで子供たちが楽しんでくれていたようでよかったです。
余興は伯父さん達からのスピーチと、友達への突撃インタビュー。事前に突然でも話せそうな人を司会の人に伝えておいたのだけど、指名された友達はそれぞれちゃんと答えてくれてありがたかったです。最後は子供たち(新郎側のいとこの子供が総勢12人。上は中1から下は3歳?くらいまで)がポンポンを持って踊りながら歌ってくれました。子供たちにお礼のプレゼントを渡して余興は終了。
両親への手紙は絶対に自分では読めないと思っていたのだけど、やはり書くことになり・・・。書いている時点ですでに泣けてしまって、これは当日は無理だーと思っていたのだけど、そんな余興の後だったので、意外とスムーズに読み始めてしまって。しかもグローブをつけていたので2枚目がめくれず、焦ってしまったことで更に泣くどころではなくなり、彼にこっそり「めくれない・・・」と訴え、2枚目をめくってもらいました。ちょっと声はつまり気味になってしまったけど、最後まで読めてしまいました。その後も、両親への記念品を持って移動する時、彼が間違った方向に歩いてしまい「こっちこっち!」と私がこそこそ言っていたのが友達に聞こえていたらしく、友達には笑われ(笑)泣きの時間は意外と泣かずに過ぎていきました・・・。でもお母さんに記念品を渡したら「幸せにね」と言われて、そこで一気に涙が出てしまって、最後が1番ボロボロ。隣にいた彼のお母さんにも「大丈夫?」と心配されたのだけど、彼が最後の挨拶で「あやこが雨女なので天気を心配していましたが」と言ったので、思わず笑ってしまいました。あぁ、最後はグダグダだったろうな、きっと(汗)
思いの外時間がかかっていたようで、予定時間を過ぎていました。私はスウィートルームに宿泊予定だったので、急いで部屋で着替えて(髪はお花を取っただけで、そのままの状態)店に直行。彼のお友達はみんな家庭があったり次の日仕事という人が多くてすぐに帰られたので、2次会は秋田組(私の友達と家族親戚)のみ。向かいのビルの49階。夜景が見えるお店で飛び交う秋田弁。その中でひとり、ときどき言葉が分からない彼(笑)私達は全然ご飯が食べられなかったので、ここぞとばかりに食べました。お会計時に抽選券をもらったので、帰りに彼が抽選にチャレンジしたのだけど、結果は参加賞3つ(あめとティッシュ)と7等のディズニークロック。それぞれ友達にあげて、みんなと別れました。「楽しかったよー」と言ってもらえて、こちらとしてもひと安心。
ホテルに戻って、はじめてのスウィートルームを物色。広すぎで落ち着かない・・・。しかも冷蔵庫にあった飲み物で、手をつけたのはコーラっていう(笑)この庶民的な感じ。庶民には庶民の部屋がやはり落ち着きます。